効果的・効率的な模写をするためには!?「自分にあった模写の見つけ方を解説」

「模写の効果がなかなかあらわれない」そう思われている方も多いと思います。

 

画力を向上させるために最も効率がいい練習は模写です。

イラスト練習の王様とも言える模写ですが、その模写も闇雲にやれば結果がでるというわけではありません。

 

そこで今回は、効果的・効率的な模写をするための方法をご紹介します。

 

そもそも模写とは

rawpixel / Pixabay

模写(もしゃ、reproduction, reproduce)とは、美術において、他者の作品を忠実に再現し、あるいはその作風を写し取ることでその作者の意図を体感・理解するための手段、方法。またその行為によって生み出されたもの。

Wikipedia 模写

Wikipediaでは少し難しい言い方がされていますが簡単に言うと、誰かの作品を真似して写し取ることです。

 

模写には種類がある

模写には大きく分けて3つの種類があります。

 

1、イラストや漫画などの模写

誰かのイラストや漫画の絵を模写することです。一般的に模写と言えばこれをイメージするんではないでしょうか。

目的は、その作家さんのタッチや絵柄などを学ぶ。

 

2、写真の模写

写真の模写ってデッサンと何が違うの?と疑問を持たれるかもしれませんが、デッサンは実物を描き写すことなので、平面の写真を模写することとは少し違います。

写真には線がないので、どこを線として捉えるかが重要になってくる

 

目的は、物の形を覚える、リアルな絵の描き方を見つける、実物とイラストの絵との違いを理解する。

 

3、クロッキーの模写

pixel2013 / Pixabay

クロッキーとは、短時間で対象物を大まかに描き写すことです。

そのクロッキーの絵を模写することです。

 

目的は、物の形を覚える、他の人の絵を描く手順を学ぶ、最小限の線で物を描くための方法を学ぶ

 

自分に必要な力に合わせて模写の種類を選ぶ

自分が習得したい能力に合わせて模写の種類を選ぶと、効果的・効率的な練習になります。

 

例えばこの図を見てください!!

イラストや漫画の表現(顔の描き方など)を学びたい イラストや漫画の模写
構成や構図を学びたい イラストや漫画の模写、写真の模写
素早く人物が描けるようになりたい クロッキーの模写
身体のバランスや形を覚えたい  写真の模写、クロッキーの模写
リアルタッチな人物が描きたい 写真の模写

自分が習得したい能力に合わせて、模写の練習を始めることをおすすめします。そうしないと、効果的でない練習に時間を使うことになります。

 

自分に足りていない能力(習得したい能力)を知るためには、まず自主制作をしてください、オリジナルの絵を描くことで、自分に出来ること出来ないことがわかってくると思います。

 

模写の効率をあげるためのコツ

JESHOOTScom / Pixabay

模写には種類があり自分にあった模写をするべきだと言う話をしました。次は模写の練習効率を高めるための方法を3つ紹介します。

結論から言うと、「考えながら描く」ことが模写の練習効率を高める方法です。

 

1、覚えるつもりで描く

模写する目的は、形状や構造や表現などを覚えることにあります。

形状や構造、表現などその絵から覚えたいことを決めて、完璧に覚える”つもり”で描きましょう。

覚える”つもり”と書いているのは、一度の模写で完璧に覚えることは不可能なんですがそれくらいの気持ちで描きましょうという意味です。

基本的には、模写は量より質が大切です。

 

2、単純化して考える

いきなり手などの複雑な形を描くのは難しいので、簡単な図形として捉えたり、シルエットだけ描いてみたり、できるだけ単純化して表現することがうまく模写をするコツです。

そして単純化された絵をどんどん複雑に描き込んでいきましょう。

 

3、できるだけ完璧に描く

模写するお手本をできるだけ完璧に再現してください

1、どういう道具(画材・ツール)を使っているのか

 

2、どういう手順・手法で描いているのか

 

3、全体の比率

この3つは特に意識したいところです。

 

模写する上で、どういった道具・手順・手法で描かれたかがわからないと、その絵を模倣する方法のイメージが掴めません。

そして比率が少しずれているだけでお手本に似せるのは困難になります。

 

出来るだけ完璧に描くことの目的は、そのお手本の絵と自分の絵との違いを見つけることと、お手本の作者のテクニックを学ぶためです。

 

まとめ

いかがでしたか?

 

模写をせずにイラストや漫画の絵が上達したという話は聞いたことありません。それくらい模写は非常に有効な練習方法なんです、だからこそ効率的・効果的な練習をする必要があります。

自分にあった模写の方法で、考えながら模写をすれば必ず画力が向上します。

 

この記事を最後まで読んでいただいてありがとうございました。