「簡単に椅子や机を描く方法!?」ブロックから背景イラストを描く方法を紹介

「椅子が描けない…」

「立体感のある人工物が描けない」

 

背景の小物(椅子やソファー)を描いた時、どこか違和感のあるバランスの崩れた絵になってしまうという悩みを持たれている方は多いと思います。

 

そこで今回はブロックを削り出す方法で椅子とソファーを描く方法をご紹介します。

 

背景や小物を描くために必要な「空間認知能力」とは!?

空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。空間認知、空間識、空間知覚の能力をいう。

ウィキペディア

背景や小物を描く時に、この空間認知能力はとても重要な能力になってきます。

物の大きさ、方向、形状をなどを正しく描くことができなければ、どこか違和感のある絵になってしまいます。

 

これから紹介するブロックを使った絵の描き方は、この空間認知能力を鍛える練習になるはずです。

 

背景の小物を描くための基礎練習

この2つの基礎練習を行えば空間認知能力も同時に鍛えられると思います。

ですのでぜひこの練習に挑戦してみてください

 

1:立方体を描く練習

これは、二点透視図法と呼ばれるもので、立体的な絵を描く為には必要になる技術です。基本的な技術ですので、覚えておくと便利です。

 

二点透視図法で立方体を実際に描いていく手順を説明します。

1、二つの消失点(VP1、VP2)を繋ぐように一本横に線を引きます

 

2、立方体を描きたい位置に向かって消失点(VP1、VP2)から線を引いていく

 

3、縦線を加えて完成

練習では、3つ角度の違う立方体を描いてください

 

理屈としてはこれだけですが、イメージが掴めない人はこちらの動画をみてください

 

2:立方体を削る練習

立方体の描き方はなんとなくわかったと思います。

次は、立方体を削って形を変化させる練習です。立方体を削り出すテクニックをマスターすることで、大体の小物は描けるようになります。

 

1、立方体を描こう(下書き)

まずは立方体を描きましょう、ここはさっきの二点透視図法で描いてもいいですし、感覚的に描ける方は感覚で描いてください。

 

2、立方体を削ろう(下書き)

 

立方体を刃物で削ぐイメージで、立方体の形を削り取って変形させましょう。

ここはまだ下書きの作業ですので、いろいろ試しながら描いてください。

 

3、立方体を削ろう(ペン入れ)

いきなり出来るようにはならないと思うので、できるようになるまで繰り返し練習してみてください、コツさえ掴めば誰でもできる簡単な描き方です。

 

右下にあるやつなんてまさに階段ですよね。

このように立方体から削り出しいろんな形を作っていくことができれば、背景や小物を結構簡単に描けるようになります。

 

実践:実際に椅子とソファーを描いてみる

ここでやっと背景の小物である椅子とソファーを描いていきたいと思います。

少し難しくなりますが、コーヒーでも飲みながらゆっくりやってみてください

 

1、描きたい物に合わせて立体の図形を描く

 

左の縦長の方は立方体を縦に二つ繋げただけです(椅子になる予定)

右の横長の物は立方体ではなく直方体です(ソファーになる予定)

 

※必ずしも立方体から削り出して描くわけではありません

 

2、大まかに削り出す(下書き)

椅子の場合は、どこに座る場所があるのか?、どこに背もたれがあるのか?、足の長さはどれくらいか?、くらいがわかるように大まかに線を引いていきます。

この時点ですでに椅子っぽいですね


ソファーの場合は、真ん中を大きく削る必要があるので「背もたれ」「肘置き」「座る場所」を残してがっつり削っていきます。

 

ここの作業がしっかりできていないと、次の工程で困ることになるのでここは丁寧に作業します。

 

3、一気に形を作って行く(ペン入れ)

青い線は、立方体と直方体の線です。

オレンジの線は、削る場所を表した線です。

これら2つの線を参考にしながら形を作っていきます。

 

細かなデザインやディテールは好きなように変化させてください、

上の絵の場合はソファーの肘置きの部分が斜めに削られています。

 

4、不要な線を消す

最後に、不要な線を消して完成です。

これで簡単に椅子とソファーが描けました。

質感を出すためにテクスチャを貼ったり、部分的に斜線を入れたりするともっといい絵になると思います。

 

クリスタを使えば背景が簡単に描ける!?

背景や小物を描くのはかな難しいです。

しかしデジタル環境があれば、案外簡単に背景などを描くことができます。

 

この記事で使っている画像もクリスタ で描いたものです。

 

例えばクリップスタジオ ならパース定規機能があるので、以下の動画のように背景を描くことができます。

 

またクリスタ なら、写真から一瞬で背景を作成することもできます。

「背景を描くのがそもそも面倒くさい」

となっている方にはクリスタ はおすすめです。

 

CLIP STUDIO PAINT の公式サイト

 

ペイントソフトに関するおすすめ記事はこちら

『2019年度版』9つのペイントソフトを徹底比較 | おすすめソフトはこれだ!!

 

デジタル環境がまだ整っていない方はこちら

「5分で分かるデジタルイラスト の始め方」デジ絵に必要な道具の選び方を解説

立体や背景に関する記事

「絵に立体感がない人必見!」イラストに立体感を出す為の4つの練習方法を紹介

「自由に立体的な絵が描けるテクニック!!」立体のブロックから車を描くメイキング動画

立体感が理解できるYouTube動画「立体感があるイラストを描きたいなら」

 

ブロックから背景イラストを描く方法まとめ

いかがでしたか?

 

今回紹介した立体から削り出す方法なら、比較的簡単に背景に使用する小物が描けると思います。

最初は難しく感じてもコツを掴めば誰でもすぐにできるようになります。

 

ぜひこの描き方で、椅子やソファー以外の物を描いてみてください。

 

最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございました。