「漫画でわかるプロットの書き方!!」5分でプロットの書き方を解説

「ネームが進まない」

「プロットの描き方が知りたい」

そんな方に向けてこの記事を書いています。

 

今回は、漫画制作の最初の作業であるプロットの書き方を漫画形式でわかりやすく解説していきます。

 

ぜひ参考にしてください。

 

プロットとは?

「そもそもプロットってなに?」

となっている方の為にプロットとは何かについて解説します。

 

プロットとは、頭の中にあるアイデアやストーリーをまとめる作業のことです。

どんなキャラクターが登場するのか?

どんな世界観なのか?

そもそも何ページの漫画なのか?

どんなストーリーなのか?

どんな風にストーリーが進行するのか?

etc…

プロットの目的は、上記のような疑問にきっちり答えられるようになるまで、漫画の骨組みを作り上げることです。

 

プロットがしっかり作り込まれていると、ネーム作業で困ることが少なくなります。

漫画のプロットの書き方(漫画編)

漫画のプロットを書くときの3つのコツ

ここではプロットを書くときの3つのコツを紹介します。

 

コツ1、起承転結の流れに乗せて書く

geralt / Pixabay

起 = 物語の始まり

承 = 物語が進む

転 = 物語が転換する(どんでん返し)

結 = 物語の終わり

起承転結とは言わば、わかりやすく面白い物語の型です。

(世界的に有名な方法は『三幕構成』ですが、日本では『起承転結』の方が一般的なのでこちらで解説します)

 

この型を使って物語を作るとこうなります。

起 = 主人公やメインキャラの紹介、この漫画の世界観を伝えるところ

 

承 = この漫画の物語が動き出す、事件が起こったり、問題が発生する。

 

転 = 物語が一気に変化するところ、事件解決手前でトラブル発生、または思いもよらない事実が発覚する。

 

結 = 物語が綺麗に終わるところ(ハッピーエンド)、事件や問題が解決する。(後味の悪い終わりもある:バットエンド)

 

コツ2、起承転結の配分を意識する

「起承転結の配分を意識する・・・?」

 

『起(物語の始まり)』がだらだら長かったり、『承(物語が進む)』が極端に短く物語が進展しなかったりすると、読者は漫画を読む気が失せます。

なので、ちょうどいい起承転結の配分で物語を進めることで、ストレスなく漫画を読んでもらうことができます。

 

ここでは大まかな起承転結の配分の目安を紹介します。

基本的には、『承』の部分が一番長く、それ以外はだいたい同じ分量でいいと思います。

 

16ページの漫画

起 1〜3

承 4〜10

転 11〜13

結 14〜16

 

24ページの漫画

起 1〜4

承 5〜16

転 17〜21

結 22〜24

 

32ページの漫画

起 1〜5

承 6〜21

転 22〜27

結 28〜32

正解はないので、あくまでも目安として参考にしてください。

 

『起』が『転』や『結』より少しページ数が多い理由は、漫画は最初のページもしくは2〜3ページ目くらいに表紙(扉絵)がくるからです。

その表紙のページで、1ページ分使うので『起』のページ数を少し増やしています。

 

コツ3、あれもこれもエピソードを盛り込まない

Daria-Yakovleva / Pixabay

上で「起承転結の配分を意識する」という話をしました。

 

頭の中でイメージが溢れすぎて、いろんなエピソードやシーンを思いついたとします。

その思いついたエピソードやシーンを1話完結の漫画に盛り込みまくっても、話がごちゃごちゃするだけです。

 

例えば、主人公の優しさを読者に伝えたいと思った時に、

「主人公が捨て犬に餌をやるシーン」

「体調が悪い友達に気遣いをするシーン」

「モブキャラが主人公がいかに優しいかを説明するシーン」

これら全てのシーンやエピソードを1話に盛り込む必要はありません。

 

30ページ前後の漫画で3回も『主人公が優しい』というアピールをされても、

「いやっ、もうわかってるからっ!!」

となってしまいます。

 

ですので、起承転結の配分に合わせて本当に必要なエピソードだけを厳選してプロットを書きましょう。