「初心者でも分かる!漫画の描き方」漫画制作の流れを4つのステップに分けて解説

「漫画を描いてみたい」

「漫画制作の流れが分からない」

そんな方に向けてこの記事を描いています。

 

今回は、漫画制作の流れを4つのステップに分けて解説していきます。

 

漫画の描き方・漫画制作の簡単な流れ

ここでは漫画制作の大まかな流れを紹介します。

 

STEP.1
ネーム
大雑把な漫画の設計図を描く
STEP.2
下書き
原稿用紙に下書きをする
STEP.3
ペン入れ
下書きに清書していく
STEP.4
仕上げ
ベタ塗り、ホワイトで修正、トーン貼りなどを行う

 

これが漫画制作の大まかな流れです、詳しくは下で解説します。

漫画制作に必要な道具

アナログで漫画を描くときに必要な主な道具

・原稿用紙

・コピー用紙(ノートでも可)

・シャーペン

・消しゴム

・漫画用のつけペン

・付けペン用のインク

・ミリペン

・筆ペン

・油性マジックペン

・修正ペン(インクホワイトでも可)

・定規

・雲形定規

・テンプレート

・スクリーントーン

・カッターナイフ

・カッティングマット

・トーンヘラ

デジタルで漫画を描くときに必要な道具

・パソコン

・ペンタブレット

・ペイントソフト(グラフィックソフト)

漫画の描き方・漫画制作の流れを解説

StockSnap / Pixabay

STEP1:ネームを描く

ネームに必要な道具: コピー用紙(ノートでも可)、シャーペン、消しゴム

ネームとは、漫画を描くまえに、コマ割り、セリフ、キャラクターの配置などを決める、漫画制作の設計図のようなものです。

「コマ割り」「ラフ」などと呼ばれる場合もあります。

 

ネームのイメージが掴めない人はこちらの動画を見てください。

 

ネームの目的は、コマ割り、セリフ、キャラの配置、ストーリーの構成を決めることです。

なので上手い絵を描こうとせず、ガシガシ描き進めていくことが大切です。

 

ネームはとても楽しい作業ですので、お絵かきだと思って楽しみながら描き進めてください。

「超おもしれぇこの漫画!!!」

と自画自賛しながら描くのがネーム制作の最大のコツです。

 

 

少し話がそれますが、ネームを描く時にノートを使う人がいますが、個人的にはあまりおすすめしません。

 

ノートの場合、ページが繋がっているので「ページの差し替え」「ネームの描き直し」が面倒です。

なのでネーム作業はコピー用紙を使うことをおすすめします。

 

デジタルで漫画を描く方は、普通に漫画用の原稿用紙にネーム用のレイヤーを作って、そこに描いていくのが一番やりやすいと思います。

STEP2:下書きを描く

下書きに必要な道具: 原稿用紙、シャーペン、消しゴム

ネームを描き終えると、次は下書きの工程に移ります。

 

下書きのコツは、丁寧にはっきりとした線で絵を描くことです。

雑な下書きだとどの下書きの線にペン入れしていいのか分からなくてなってしまいます。

なので、丁寧に下書きしておくことでスムーズにペン入れを行うことができます。

 

余談ですが、アナログで下書きを描く時によく青色のシャーペンの芯が使われます。

理由は、印刷に青色は出ないので下書き後に消しゴムで消す必要がなくなるからだそうです。

 

アナログで下書きをする方は、ぜひ青い芯を使ってみてください。

 

STEP3:ペン入れをする

ペン入れに必要な道具: 原稿用紙、つけペン、インク、ミリペン、定規、雲形定規、テンプレート

ネーム、下書きが終わるといよいよペン入れ(清書)です。

 

ペン入れは、アナログとデジタルで大きな違いがあります。

アナログでペン入れする場合

・簡単に修正できないので緊張感がある

・インクが手に擦れて原稿が汚れることがある

・インクを乾かす時間が必要

・アナログでしか出せない暖かい線が描ける

デジタルでペン入れする場合

・修正、変形が容易なのでミスを気にせず気軽にペン入れができる

・原稿が汚れる心配がない

・インクを乾かす時間がない

・デジタル的な特殊な表現ができる(ぼかし、ゆがみなど)

・アナログっぽい線を表現することが難しい

 

アナログでのペン入れは、この動画がとても参考になります。

 

デジタルでのペン入れは、この動画がとても参考になります。

 

アナログでペン入れするときは、キャラクターはつけペン、背景はミリペンで描くことが多いです。

デジタルでも、キャラクターと背景はペンを使い分けて描く場合が多いです。

STEP4:仕上げ

仕上げに必要な道具: つけペン、インク、ミリペン、筆ペン、油性マジックペン、修正ペン(インクホワイトでも可)、スクリーントーン、カッターナイフ、カッティングマット、トーンヘラ

 

仕上げ作業でやることは主に5つです。

1、消しゴムかけ

 

2、ベタ塗り

 

3、修正(ホワイト)

 

4、加筆修正

 

5、トーン貼り

これを上から順にやっていきます。

 

1、消しゴムかけ

仕上げの最初の作業は、消しゴムかけです。

ペン入れした時のインクがよく乾いていることを確認してから、下書きの線を消しゴムで消していきます。

水性のボールペンなどは乾きが遅いので、しっかりインクが乾いているか丁寧にチェックしましょう。

 

インクがしっかり乾いていない状態で消しゴムかけをすると悲惨なことになります。

 

あと、力を入れ過ぎると原稿用紙がグシャっとなって、

「・・・・おわた」

となってしまうので、ゆっくり丁寧に消しゴムをかけましょう。

2、ベタ塗り

ベタ塗りに必要な道具: 筆ペン、油性マジックペン

ベタ塗りとは、真っ黒に塗りつぶす作業のことを言います。

キャラクターの髪や影などを黒く塗りつぶすような作業です。

 

アナログのベタ塗りは、結構面倒な作業のようにも感じますが、実はめちゃくちゃ楽しい作業です。

個人的にはアナログのベタ塗りは、画面にメリハリをつけていく楽しい作業というイメージがあります。

 

デジタルのベタ塗りは、超絶楽です。

もともとアナログで漫画を描いていた人なら分かると思いますが、デジタルでのベタ塗りはワンクリックで出来るので、爆速でこの作業が終わります。

 

この動画にあるような塗り方は「つやベタ」というテクニックが使えるとさらに表現の幅が広がります。

3、修正(ホワイト)

修正に必要な道具: 修正ペン(インクホワイトでも可)

ベタ塗りが終わったら次は、修正作業をしていきます。

「ペン入れやベタ塗りではみ出たところ」や「背景とキャラクターの境界線」を修正ペンやインクホワイトを使って白く塗っていきます。

4、加筆修正

加筆修正に必要な道具: つけペン、インク、ミリペン

ベタ塗り、修正などの一連の作業が終わったら、最後に加筆修正をします。

加筆修正では「塗り残し」や「気になるところ」にペンで加筆していきます。

必要ない場合はこの工程は飛ばします。

5、トーン貼り

トーン貼りに必要な道具: スクリーントーン、カッターナイフ、カッティングマット、トーンヘラ

最後の作業はトーン貼りです。

トーン(スクリーントーン)とは、白と黒の中間であるグレーを表現するためのシールのようなものです。

トーンの主な用途は下の4つです。

「影を表現する」

「髪や服の色を表現する」

「柄を表現する」

「効果の表現に使う」

トーンは貼るだけでなく、削ることでグラデーションのような表現ができます。

いろんな用途に使えるトーンですが、使いすぎると薄っぺらい絵になってしまうので、あまりトーンを使い過ぎずに、目立たせたいところを強調するために使うのが上手なトーンの使い方です。

 

アナログのトーン貼りに関する動画はこちら

 

デジタルのトーン貼りに関する動画はこちら

漫画の描き方が学べる書籍

最後に漫画の描き方が学べるおすすめ書籍を紹介します。