イラスト初心者はアナログとデジタルどっちがおすすめ?「メリット・デメリットまとめ」

「これから絵を描きはじめようと考えている」

「デジタルとアナログどっちで描こうか悩んでいる」

そんな方に向けてこの記事は書いています。

 

今回は、初心者がアナログとデジタルどっちで絵を描けばいいのかを解説します。

 

初心者にはデジタルとアナログどっちがおすすめか(結論)

StockSnap / Pixabay

いきなり結論から話します。

結論を言えば、初心者の人でも「デジタル」の方がおすすめです。

 

よくネットなどで「”アナログ”で絵の練習をして画力を上げてから”デジタル”に移行した方がいい」

という内容の話がよくされますが、アナログで絵を描かないと画力が上がらないなんてことはありません。

 

デジタルでも「デッサン」をすることはできますし、

それ以外の「クロッキー」「模写」「トレース」などの一般的な練習も普通にできます。

 

それどころか、デジタルの性質的にネットで資料を集めて、それをすぐに模写やクロッキーの練習に使うことができるので練習が捗ります。

トレース練習に関して言えば、アナログよりもはるかにやりやすいです。

(アナログの場合トレース台が必要)

 

デジタルでデッサンをしている動画

 

以上のことを考えると「デジタル」でも十分「アナログ」と同じような練習ができるので、最初はアナログで絵の練習をしなくはならないことはないです。

 

ただ、「費用」や「画風(絵柄)」などの面で多少の問題があります。

その問題がクリアされているなら最初からデジタルでも全然大丈夫です。

 

デジタルとアナログの比較

qimono / Pixabay

ここではデジタルとアナログの比較します。

 

描き心地

デジタルの描き心地はアナログとは違いがあるものの、快適な描き心地です。

 

アナログで線を引く時の心地いい音や感覚こそ感じられませんが、

ペンタブの高性能な筆圧レベルのおかけで線の「入り」「抜き」はアナログと同じように再現されています。

 

ペンの「筆圧」と「傾き」次第で、線の強弱もはっきりと出るので、デジタルのペン入れで描きにくさを感じることはあまりありません。

 

むしろデジタルは、アナログでペン入れする時のペン先が紙に引っかかる感じがないので、アナログより滑らかに描けるの印象です。

 

絵を描き終わるまでの時間

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絵を描き終わるまでの時間は、アナログとデジタルの違いというより、どんな絵を描くかによって変わってきます。

ですが、基本的にはデジタルで描いた方が早く描き終わる場合が多いです。

 

「デジタルの方が早く描き終わる理由」

 

1、絵を描く準備と後片付けがほとんどいらない

アナログの場合、絵を描きはじめるまでに、ペンや紙を用意したり、絵を描くスペースをつくったりする必要があります。

デジタルの場合は、PCの中に全てが揃っているので、それらの準備をする必要がありません。

 

後片付けに関しても同じです。

アナログの場合、使った画材をしまい、消しカスなどを捨てる手間があります。

ですがデジタルの場合は、描いた絵を保存して、PCをシャットダウンするだけです。

 

2、ワンクリックで「トーン貼り」や「ベタ塗り」ができる

アナログ絵の場合、トーンもベタも手作業で地道にやっていく必要があります。

ただデジタルの場合は、それらの面倒な作業がワンクリックで済むようになっているので、手間取られることが少ないです。

 

3、修正や編集が素早くできる

アナログで失敗した場合、修正するのは難しいですし、最悪の場合修正できないこともあります。

ですがデジタルの場合、修正・編集はいくらでもできるので、ミスを素早くリカバリーすることができます。

 

ただ簡単に修正できるだけに、なんども修正を繰り返しているといつまで経っても絵が完成しないことがあります。

少しのミスが極端に気になる人は、デジタルの方が余計に時間がかかる可能性があります。

費用

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アナログとデジタルで費用面を比べると大きな違いがあります。

 

アナログ: 初期投資が安いが、長期的にはお金がかかる

アナログで描く場合、最初に必要な道具は紙とペンくらいなので、ほぼ無料同然で絵を描き始めることができます。

ですが、色を塗るための「コピック」「絵の具」、絵を快適に描くための「トレース台」などの画材を買い揃えていこうと思うと、かなりの額になります。

そして紙、ペン、インクなどは消耗品なので、買い足していく必要があります。

 

デジタルの場合、筆も絵の具も無限に用意できるので、長期的にはアナログの方がお金がかかると思います。

 

デジタル: 初期投資が超高額だが、その後に費用はかからない

デジタルの場合、初期投資はかなり高額です。

人によって費用は違いますが、デジタル環境を整えるには15万くらいはかかると想定しておいた方がいいです。

 

PC、ペンタブ、ペイントソフトこの3つがあればデジタルで絵を描くことができます。

逆に言えばこの3つさえあれば、それ以上に費用はかからないとも言えます。

 

一度払ってしまえば、もうそこから電気代以外で特別お金が必要になることはないので、長期的に絵を描くなら、意外とお金はかかりません。

 

ただデジタル環境を整えたけど、1年で絵を描くのに飽きたりすると、めちゃくちゃ損です。

 

絵柄・画風

アナログとデジタルどちらで描くべきか一番悩む理由は、絵柄・画風の変わってしまうことだと思います。

 

現段階ではデジタルで、アナログのような「手描き味」を出すことができません。

ペン画などの線を積み重ねて描くような絵柄などは、アナログで描いた方が味のあるカッコいい絵になります。

 

デジタルでは表現できないアナログ風の絵柄・画風は確かにあります。

しかしこれは逆もまた同じです。

アナログでは表現できないデジタルの絵柄・画風というものがあります。

 

しかもデジタルの場合、デジタルの環境があれば、どんな絵柄・画風にも挑戦できます。

 

しかしアナログの場合、新しい絵柄・画風に挑戦しようと思うと道具を買い揃えるためにまたお金がかかります。

 

それを考えると、描きたい絵柄・画風が決まっていない人は、デジタルにしておいた方が良さそうですね。

 

デジタルで描くメリット・デメリット

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最後にデジタルで描くメリット・デメリットをまとめました。

 

デジタルで描くデメリット

・アナログ的な表現が上手くできない

・PCまたわタブレットがないと描くことができない

(紙とペンならどこかにはあるので、基本的にアナログならどこでも描ける)

・初期投資が高額なだけに、簡単に絵をやめられない

(ただ絵を本気で学ぶ気がある人にとっては、簡単にやめられないのは、ある種のメリットでもあります)

・最低限のPC・アプリなどの知識がいる

(使っていればすぐに覚えられるので、そこまで大きな問題じゃないです。)

 

デジタルで描くメリット

・「絵の具」「紙」「ペン」などの消耗品を買わなくていい

・描く準備と片付けが楽

・やり直しが簡単にできる

・絵の制作時間が短縮される

(デジタルイラストでも、「画風」や「こだわり」によっては時間がかかる)

デジタルでしか描けない絵柄・画風がある

SNSや漫画投稿サイトなどへの投稿がすぐにできる

 

悩むよりまずはじめてみる

家にPCがある人は、後はペンタブとペイントソフトだけなので、一度買ってみてデジタルイラストに挑戦してみてもいいかもしれません。

 

ペンタブもペイントソフトもいろいろあるのですが、その中でも特におすすめできるのはこの2つです。

 

ペイントソフトなら

「CLIP STUDIO PAINT PRO」がおすすめです。

 

「CLIP STUDIO PAINT PRO」は、プロのクリエーターから学校まで幅広い現場で使われているペイントソフトです。

多くの場所で使われているので、トラブルが起きた時もネットで検索すれば、だいたいトラブルを解決する方法がわかるので、はじめてのペイントソフトにおすすめです。

 

ただ「CLIP STUDIO PAINT PRO」は、画像の加工や編集は苦手なので、フォトバッシュなどの写真加工を使ったイラストを描きたい方にはおすすめしません。

 

はじめてのデジタルイラスト には「クリップスタジオペイントPro」がおすすめな理由

 

CLIP STUDIO PAINT PRO

デジタル環境を作りたいなら

「5分で分かるデジタルイラスト の始め方」デジ絵に必要な道具の選び方を解説

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は「初心者はアナログとデジタルどっちがおすすめなのか」について話しました。

 

最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございました。