「2019年度版」初心者向けにデジタルイラスト が上達する方法を紹介してみた

「絵が上手くならない」

「もっと早く画力を向上させたい」

 

こんなことを考えている方に向けてこの記事は書いています。

 

今回は、できるだけ早く画力を向上させるための「イラスト・漫画の練習方法」と「絵が上手くなる考え方」「おすすめのデジタルの環境」3つを紹介します。

 

参考になれば幸いです。

 

デジタルイラストを上達させる4つの練習

ここでは、デジタルのイラスト・漫画を上達させるために効果的な練習を4つ紹介します。

上達法1、模写

模写は、画力向上のための王道の練習方法です。

誰かの上手い絵や魅力的な絵を真似して描くことで、その絵から「技術」「表現」「テクニック」を習得することができます。

 

それに加え、模写をすることで観察力が身につきます。

 


 

絵が上手いと言われる人は、皆さんたくさんの模写をしてきています。

模写を全くしないでイラストや漫画の絵が超上手いというのは、聞いたことありません。

 

それくらいに模写はイラスト・漫画を上達させるためには必要な練習です。

 

模写に関するおすすめ記事はこちら

「模写には正しい方法がある!?」画力を向上させる3つの模写のやり方を紹介

「模写できない、つらたん」誰でもバランスのとれた模写ができる方法とコツを紹介

上達法2、トレース練習

トレース練習の目的は、上手い人の線の引き方を学ぶことです。

 

下にある2つの画像を見てください。

 

「同じ絵でも線の「強弱」や「流れ」が違うだけで、見栄えが大きく変わると思いませんか?」

 

トレース練習をすることで、魅力のある線を引けるようになります。

 

トレース練習に関するおすすめ記事

「模写ができない!」初心者でもできるトレス練習で画力を向上させる

上達法3、人体構造の勉強

人体構造への理解は、人物の絵を描くうえでとても重要です。

 

特に「筋肉」と「骨格」に関する知識は、必要不可欠なレベルです。

 

骨格を理解することで、バランスの崩れがない人物が描けるようになります。

筋肉を理解することで、説得力のある魅力的な絵が描けるようになります。

 

もちろん完璧に人体構造を理解する必要はありません、人間の骨は約206本あると言われていますし、全て覚えることはまず無理でしょう。

 

ですので「だいたい理解している」くらいの状態を目指して人体構造を勉強しましょう。

 

人体構造に関するおすすめ記事

「スカルプターのための美術解剖学 」の良さ・メリットを解説

【マイケルハンプトンの人体の描き方】模写で人体構造の理解と躍動感を手に入れる

上達法4、教本を使って絵の練習をする

Marisa_Sias / Pixabay

模写やトレスなどの練習以外に、絵の描き方を学べる教本を使って絵を練習する方法があります。

 

この方法は画力の向上のためにはとても有効な練習なので、ぜひ挑戦してみてください。

 

絵の教本は大きく分けて3つの種類があります。

1、写実的な人物の描き方を学べる本

(デッサン・クロッキーなどの描き方が学べる本)

 

 

2、人体構造を学べる本

(筋肉や骨格について詳しく書かれている本)

 

 

3、アニメ・漫画・イラストなどの表現方法を学べる本

そこで3つの種類から1冊ずつおすすめの本を紹介します。

 

写実的な人物の描き方を学べる本

「ルーミスのやさしい人物画」

この本は、絵の世界を志すほとんどの人が使ってきたまさに「人物画の教科書」とも言える本です。

 

人物を描く基本が詰まっている素晴らしい本なのでおすすめです。

 

ただ内容的には「やさしい人物画」ではなく「きびしい人物画」です。

 

本気で人物画を学びたい方におすすめの教本です。

 

人体構造を学べる教本

「マイケル・ハンプトンの人体の描き方: 躍動感をとらえるアナトミーとデザイン 」

この本は、人体構造を学ぶことに特化した教本です。

 

単純な図形や線で「骨格」や「筋肉」を理解することができる素晴らしい教本です。

 

しかしこの本も「ルーミスのやさしい人物画」と同じく内容がかなり難しいです。

 

本気で人体構造を学びたい人におすすめの教本です。

 

イラスト・漫画の絵の描き方を学べる教本

「スーパーマンガデッサン」

絵を描くときに、毎回資料を見ながら絵を描くと膨大な時間を使うことになります。

この本では、短時間で絵を仕上げるための、「アタリの描き方」や「バランスよく身体を描く方法」が紹介されていてとても勉強になります。

 

イラストや漫画の絵の描き方を学びたい人にはおすすめの教本です。

 

絵の教本に関するおすすめ記事

「最短で画力向上を目指す人向け!」人物画の描き方が学べるおすすめ教本5冊

ルーミス・ジャックハム・マイケルハンプトン・モルフォ、買うならどれがおすすめ?

絵を描くときの4つの重要な考え方

ここでは、絵を描くときに重要になる4つの考え方を紹介します。

 

技術を盗むつもりで描く

mohamed_hassan / Pixabay

人の「技術を盗む」これはとても大切な考え方です。

 

模写やトレスといった練習も、技術を盗むために行います。

 

想像で描くよりも上手い絵を真似て描いた方が効率がいいです。

ですので、模写やトレスをするときは「この絵から技術を盗んでやろう」という意気込みで絵の練習に取り組むと上達が早くなると思います。

 

“凡人は模倣し天才は盗む”

ピカソ

ピカソもこう言ってますしね。

 

こだわりを持って描く

duongtoan / Pixabay

自分の絵にこだわりも持ちましょう。

人物の絵で言えば、「髪」「表情」「脚」「服装」「しわ」「構図」何にこだわりを持つかは自由です。

なにか1つくらいは「ここは他の誰よりも魅力的だ」と思えるこだわりがあると、それがあなたの絵の魅力になります。

 

お絵かきを楽しみながら描く

rawpixel / Pixabay

「絵を楽しむ」これが一番大切な考え方です。

 

お絵かきを楽しむ心があれば絵は勝手に上手くなります。

「”カリカリ”と鳴るペンの音」

 

「流れるような躍動感のある線を引く時」

 

「インクが紙につく瞬間」

絵を描いていると気分が上がる瞬間があると思います。

 

その気分が高揚する瞬間を大切にし「自分は絵を描くことを楽しんでいる」と実感することができれば、絵は必ず上手くなります。

 

毎日描く

geralt / Pixabay

「一週間に1度だけ描く」のと「毎日描く」のとでは、画力の向上において大きな差が出ます。

 

「毎日描くのは、できそうにない・・・」と思う人はコピー用紙やチラシの裏に、

「紙に簡単な図形を描く」

 

「棒人間を描く」

くらいなら毎日でもできると思うのでやってみてください。

 

デジタル環境を整える

stux / Pixabay

デジタルイラスト・漫画を上達させたいなら、デジタルで絵を描く環境を整えるのは必須です。

そこで、私がおすすめする環境を紹介します。

 

デジタルで絵を描くときに必要になる物は3つです。

1、ペイントソフト

 

2、ペンタブ

 

3、PC

この3つがあればデジタルで絵が描けるのですが、3つともかなりたくさんの種類があるので、

「どれを選んでいいのかわからない」

と思う人に向けて紹介していきます。

 

ペイントソフト

ペイントソフトとは、絵を描くことができるソフトのことです。

 

主に日本で使用されているペイントソフトはこの3つです。

PhotoshopCC

 

CLIP STUDIO PAINT

 

ペイントツール SAI 

この3つのペイントソフトの中で最もおすすめしたいのが、

「CLIP STUDIO PAINT PRO」です

 

CLIP STUDIO PAINT PRO

 

「CLIP STUDIO PAINT PRO」は、イラスト・マンガ・アニメーションと幅広い分野の制作に対応したペイントソフトです。

 

しかもPC以外にもiPadで使うことができます。

 

CLIP STUDIO PAINT」のメリット

1、ペン入れがやりやすい

手ブレ補正機能などのおかげで、歪まずに綺麗に線を引くことができるので、初心者の人でも上手にペン入れができます。

 

ペン入れがやりやすいので、線画ベースで描くことが多い「漫画」「イラスト」に向いているペイントソフトです。

 

2、素早く色を塗れる

着色用のツールがたくさんあるので、使いこなせるようになると、驚くほど早く色を塗ることができます。

 

3、すぐに使える素材が豊富

自分で細かなペンの設定をしなくても、無料でペンをダウンロードすることができます。

 

それ以外にも、背景、3Dモデル、ブラシ、などのいろんな素材が用意されていているので、すぐにいろんな画風に挑戦することができます。

 

4、使用者が多いので悩みがすぐに解決する

「PhotoshopCC」を使っている人も多いですが、日本では「CLIP STUDIO PAINT」を使っている人もかなり多いです。

 

漫画を描いている人はほぼ「CLIP STUDIO PAINT EX」です。

 

プロ漫画家のおよそ70%がデジタルで漫画を描いていて、そのうちの75%がクリップスタジオを使っているという調査結果もあるくらいです。

 

プロ漫画家の7割がフルデジタル!?-漫画家デジタル制作実態調査アンケート

 

CLIP STUDIO PAINT PRO

 

ペイントソフトに関するおすすめ記事はこちら

『2019年度版』9つのペイントソフトを徹底比較 | おすすめソフトはこれだ!!

「CLIP STUDIO PAINT」のデメリット

Concord90 / Pixabay

1、画像の加工が苦手

「PhotoshopCC」などと比べるとやはり画像の加工はかなり苦手だと思います。

 

なので、写真を使った絵(フォトバッシュ)や画像の加工をおこないたい方には、「CLIP STUDIO PAINT」はあまり向いていません。

できないわけではありませんが・・・

 

大きなデメリットはこれくらいです。

 

「CLIP STUDIO PAINT」の総合的な評価

多くのクリエーター・専門学校などが使っているだけあって「CLIP STUDIO PAINT」は、とても優秀なペイントソフトだと思っています。

 

「CLIP STUDIO PAINT」は「PhotoshopCC」よりも使いやすく、「ペイントツール SAI 」よりも多機能という印象です。

 

「CLIP STUDIO PAINT」は初心者でも使えるように、多くのサイトや書籍で使い方の解説がされています。

すぐに使いこなすのは難しいですが、それらのサイトや書籍を見ながら少しずつやっていけば、必ず使いこなせるようになります。

 

総合的に優秀なペイントソフトなので、初めて使うペイントソフトなら「CLIP STUDIO PAINT」をおすすめします。

 

CLIP STUDIO PAINT PRO

ペンタブ

StockSnap / Pixabay

ここでは、比較的に価格が安い、板タブを紹介します。

 

ペンタブを買うときは、とりあえずWacom(ワコム)製の物にしておけば間違いないです。

Wacom(ワコム)は、素人からプロまで幅広い人が使える良質なペンタブレットを販売している国内メーカーです。

 

そのWacom(ワコム)のペンタブの中でも、特におすすめなのは・・・

 

こちらです。

 

 

PC

stux / Pixabay

PCに関してはセルシスが推奨するスペックのパソコンであれば基本的にはなんでもいいと思います。

 

クリスタの推奨スペックはこちら

CLIP STUDIO PAINT 動作環境 

 

低スペックなPCを使うことのデメリット

「CLIP STUDIO PAINT PRO」を快適に動かすためには、それなりのスペックが必要です。

低いスペックのPCでも動かすことはできますが、快適なお絵かきにはなりません。

そこで、低スペックなPCで絵を描くとどうなるかを紹介します。

 

その1、絵を描いている途中で止まる(フリーズ)

CPUの性能が低いと、時々描いている途中で画面が止まります。

普通のペン入れ程度なら途中で止まることはないですが、特殊なブラシや素材を使うと処理が追いつかずにPCが止まってしまいます。

 

その2、3D素材が使えない

3Dの素材が重すぎて使いものにならない場合もあります。

CLIP STUDIO(クリスタ)の魅力でもある、3D素材が使えないのは痛いですね

 

その3、動作が重い

全体的に動作が重いです。

動作が重いのに加えて、ファンの音もうるさいので2重でムカつきます。

 

パソコンに関するおすすめ記事はこちら

「パソコンのスペックってなに?」デジタルイラストを描く人のためのPCの基礎知識

デジタルイラスト初心者がパソコンを買う方法を解説「PCを買うまでの流れ!!」

デジタルイラスト が上達する方法まとめ

いかがでしたか?

 

「デジタルイラスト・漫画の練習方法」「画力向上のための考え方」「おすすめのデジタルの環境」の3つのテーマに分けてお話をしました。

これからデジタルでイラスト・漫画などを描こうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございました。