ルーミス・ジャックハム・マイケルハンプトン・モルフォ、買うならどれがおすすめ?

「ルーミス、ジャックハム、マイケルハンプトン、モルフォ、どれ買えばいいの?」

悩みますよね。

ネットで絵の教本と言えばまず名前が上がるこの4冊の教本、どの本も良いところ悪いところがあり、自分にはどの本があっているのかわからないと思います。

 

そこで今回は、この4冊の教本の特徴を紹介して、どんな人にどの教本がおすすめなのかを解説したいと思います。

 

ぜひ参考にしてください。

 

今回比較する4冊の本を簡単解説

下で詳しく解説しますが、ここでは「紹介する本」と「その本の簡単な特徴を紹介します。

 

1、ルーミス やさしい人物画

「人物画の基本が網羅されている教本」

2、ジャックハム 人体デッサン技法

「人体の細部の描き方を学べる教本」

3、マイケル・ハンプトンの人体の描き方

「人体構図を簡略化された図形で理解できる教本」

4、モルフォの人体デッサン

「圧倒的情報量で人体の動きと構造を理解できる教本」

 

ルーミス やさしい人物画

「人物画の基本が網羅されている教本」


初心者が最短で、人物画を描けるようになるためにはこの本が最適だと思います。

 

その理由はこの一冊の中に人物画に必要な情報量が詰まっているからです。

 

内容を簡単にまとめました。

・人体構造(筋肉、骨格)

 

・「あたり」のとりかた

 

・デッサンの基本

 

・パース(遠近法)

 

・陰影の描き方

 

・服の描き方(しわの表現方法)

それらの内容を、質の高いデッサンと共に説明してあるので、かなりわかりやすい本だと言えます。

 

「情報量」と「情報の質」どちらも文句のつけようがないくらい素晴らしい本なのですが、この本は「やさしい」本ではありません。

やさしい人物画とは名ばかりで、本の内容を見てわかる通りかなり本格的な内容だけに、理解するのが大変です。

 

ですがその難しさの分だけ成長のできるはずです。

短期間で本格的な人体構造を理解し、デッサンを描く手順を知りたい方にはおすすめです。

 

おそらくですが、日本の絵描きのほとんどがこの「ルーミスのやさしい人物画」の壁を乗り越えて来ています。

これは絵描きにとっては一つの壁なのかもしれません。

 

こんな人におすすめ

・短期間で人物画の基本を知りたい

 

・情報が網羅されている本が欲しい

 

・本格的なデッサンを学びたい

 

・人体構造を学びたい

 

・あたりの描き方が知りたい

 

必要な情報が揃っているので、教本1冊目にはこの本が一番おすすめです。

 

 

 

ジャックハム 人体デッサン技法

「人体の細部の描き方を学べる教本」


「ルーミスのやさしい人物画」は人物の全身の描き方を説明している本で「ジャックハムの人体デッサン技法」は身体のパーツごとに焦点を絞って説明してある本です。

 

腕だけの説明、足だけの説明、肩だけの説明のように身体のパーツごとに分けた説明が特徴です。

 

人物画を描いていると「腕ってどう描くんだっけ?」「脚がうまく描けない」などパーツごとに苦手が出て来ます。ですがこの本を使えば身体のパーツごとに詳しく説明してくれるので、そんな「悩み」を解決してくれます。

 

それ以外にも男女の描きわけや髪の描き方などの説明もあり、より漫画やイラストに応用が効くような教本です。

デッサンではなくイラスト調の絵で説明されています。

 

一応、骨や筋肉の説明もあるのである程度人物画の情報は網羅されていますが「ルーミスのやさしい人物画」ほどではないです。

人物の全身を描けるようになりたいと思う方にはお勧めできません。

 

こんな人におすすめ

・「腕が描けない」「足が描けない」など身体のパーツごとに苦手がある

 

・メリハリのある身体が描けない(手足が棒状、関節を上手く描けないなど・・・)

 

・魅力ある身体が描きたい(エロい、かっこいいなど・・・)

 

・イラストに応用できる技術を学びたい

 

・男女の描き分け方を知りたい

 

 

 

マイケル・ハンプトンの人体の描き方

「人体構図を簡略化された図形で理解できる教本」


この本は人体構造を学ぶことに特化した本です。

 

この本では、人体構造(筋肉や骨格)を誰でもわかるように簡略化してとらえ、丸、三角、直線、曲線などわかりやすいラインで人体を描く方法を説明してあります。

 

この本にそって人体構造を学び、人体が動く構造を理解することで違和感のない人物を描けるようになります。

 

そしてもう一つの特徴が、必要最小限の線で動きのある人体を描く手法です。

「シェイプ」と呼ばれる「流れ」で絵を描く方法が紹介されており、その技術を使うと動きのある人物を描くことができます。

 

ちなみにこの本は文章が多く、理解するのが大変なので初心者向けの本ではありません。

 

こんな人におすすめ

・人体構造を簡単に理解したい

 

・筋肉や骨格を詳しく知りたい

 

・動きのある人物を描けるようになりたい

 

・「あたり」や「下絵」を上手く描けるようになりたい

 

・立体感ある絵を描けるようになりたい

 

 

 

モルフォの人体デッサン

「圧倒的情報量で人体の動きと構造を理解できる教本」


まずこの本の特徴は、圧倒的な情報のボリュームです。

驚異の320ページというページ数と良質なスケッチが数多く収録されている教本です。

 

ちなみに「モルフォ」とは、人物名ではなく「モルフォロジー (形態学)」という意味です。

 

絵を描き始めてすぐは、「人物をいろんな角度から見た時の描き方」や「人物の自然な動き」を表現することが難しいです。

 

ですがこの本には、いろんな「角度」や「動き」ごとのスケッチが載っているので、角度や動きにあった正確な人物画を描きたい場合にとても使えます。

 

しかもこの本では、男女の描き分け方、太っている人の描き方まで載っているのでかなり幅広い知識が得られます。

 

基本的には骨格と筋肉を学ぶ本なので、イラストの勉強用ではなく人体構造を正確に理解するための本です。

 

あとこの本には説明が全然なく、ほぼラフスケッチだけで構成されている本なので、基本的な人体構造や人物画を描く知識や技術がないと、なかなか使いこなせない教本です。

 

こんな人におすすめ

・人体の動きについて詳しく知りたい

 

・いろんな角度から人物が描けるようになりたい

 

・文章を読むのが苦手

 

・筋肉や骨格を詳しく知りたい

 

・立体感ある絵を描けるようになりたい

 

・人物の細かな描き分け方を知りたい

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は4冊の有名な絵に関する教本を紹介しました、ぜひ興味があるものが見つかれば買ってみてください。

 

最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございました。