「ペン画が好きな人おすすめ!」書店員が選ぶアナログの描き込みが凄い漫画 BEST4

「アナログ手法で描き込まれた漫画が読みたい」

「緻密な線で描かれた絵を見たい」

 

そんな希望を叶えるために、書店員の私がアナログで描き込まれた魅力ある漫画をランキング形式で4つ紹介します。

ポイントは、「アナログ(手描きの線)」と「描き込み」です

 

ランキングの基準は、「絵の描き込み」と「絵の見やすさ」と「個人的なおすすめ度合いです」の3つです。

ですのでBEST4がBEST1より「面白くない」という意味ではありません。

 

 

BEST4: 風の谷のナウシカ

あらすじ

高度な文明が衰退した地球。

火の七日間」と呼ばれる最終戦争から1000年後、大地は汚染され異形の生態系の菌類の森「腐海」が広がっていき、人類たちは、「腐海」の汚染が及ばない地域を中心に暮らしていた。

小国「風の谷」に住む、主人公「ナウシカ」はその「腐海」に存在する蟲と心を通わせることができた。

ある日その「風の谷」に、輸送機が墜落する。

その輸送機の中には巨大生体兵器「巨神兵」が積み込まれていた、ここからストーリーが動き出す…

 

絵について

出典 風の谷のナウシカ

 

絵については、この画像を見てもらえればわかる通り、かなり緻密に描き込まれています。

「ペンだけでこれほど多彩な表現ができるのか」と驚かされます。

 

宮崎監督らしい、スケール感は圧巻で特に風景の作画はかなり力が入っているように見えます。

アクションシーンの躍動感は不自然さがなく、流れるように漫画を読むことができました。

まさに「動きのある絵」だと思います。

 

総合的な感想

映画の風の谷のナウシカとはストーリーが異なることも多いですが、だからこそ新しい作品を読む感じで、この漫画を読むことができました。

 

ストーリー、作画、オリジナリティどれをとっても最高の漫画だと思いました。

ただ漫画的には少し読みづらかったり分かりにくい表現が多々ありました。

 

ジブリの特徴的な絵柄を緻密な線画で見たい人におすすめです。

 

 

BEST3:とんがり帽子のアトリエ

あらすじ

舞台は中世ヨーロッパ風の世界観で魔法が存在し、そして魔法が無くてはならない世界、

しかし魔法使いには、「魔法使いとして生まれた人」しかなれません。

 

その世界の小さな村に住む少女、「ココ」(主人公)は、昔から魔法使いに憧れていた。

 

そんなある日、魔法使いの「キーフリー」が家にやってきます。

この世界では魔法使いが「魔法を使う瞬間を見てはいけない」というルールがあるのですが、「ココ」はその魔法を使う瞬間を見てしまったのです…

 

ココ」がその「重大な秘密」が隠された「魔法を使う瞬間」を見てしまったことにより、「ココ」は魔法使い「キーフリー」の弟子になり、憧れの魔法使いになることに…

そうしてこの物語が始まっていく

 

絵について

出典 とんがり帽子のアトリエ

 

自然や生物、背景やキャラクターどれをとってもく絵のクオリティーは最高レベルの漫画だと思います。

緻密な描き込みでファンタジーの世界観が本当によく表現されているなと感動しました。

個人的な印象ですが、あまりトーンが使われてなく、細い線の描き込みで「白」と「黒」で上手く画面を作っている作家さんだと感じました。

 

総合的な感想

シナリオも分かりやすく、さらさらストーリーが頭に入ってくる感じの漫画なので、小難しい話が苦手な人でも楽しめるファンタジー漫画だと思いました。

 

ファンタジーらしい美しい自然や背景を楽しみたい方におすすめの漫画です。

 

 

BEST2: 乙嫁語り(おとよめがたり)

あらすじ

19世紀後半の中央アジア。街に定住するエイホン家の跡継ぎであるカルルクのもとに、北方の移牧民(半定住・半遊牧民)ハルガル家から20歳の花嫁、アミルが嫁いできた。花婿カルルクはまだ12歳。それでも二人は互いを大切にし、少しずつ夫婦の絆を深めていく。

Wikipedia 乙嫁語り

乙嫁とは、「若いお嫁さん」、「美しいお嫁さん」、或いは、「可愛いお嫁さん」という意味の古語。

Wikipedia 乙嫁語り

 

絵について

出典 乙嫁語り

 

「描き込み」と言えばこの漫画が真っ先にあげられるくらい有名な漫画で、画像を見てもらえればわかる通り、隅々まで妥協することなく緻密に描かれています。

 

民族衣装や模様やアクセサリーなどもかなり細かく描かれているので、1ページを見るのに何分もかかってしまうくらいに、線一本いっぽんが細く、極めて繊細な絵柄です。

 

総合的な感想

キャラクター、動物、風景、建築物、どれもすごい描き込みで、それによって中央アジアらしい独特の雰囲気が上手く表現されています。

 

料理の絵にいたっては、色や匂い、温度までわかるような、緻密で表現力豊かに描かれています。

 

ストーリーは比較的シンプルなので、青年漫画としはかなり読みやすい部類に入っていているので、男女問わず楽しめる作品だと思います。

 

“細部まで繊細な描き込みがされている漫画が読みたい方”や”中央アジアの衣装や模様、建築物を楽しみたい方”におすすめです。

 

 

BEST1: AKIRA(アキラ)

出典 AKIRA

あらすじ

第三次世界大戦中の新型爆弾によって荒廃してしまった東京だったが、2019年には復興が進められ「ネオ東京」として生まれ変わった。

しかしながら「反政府ゲリラ」と「軍隊」が衝突を繰り返していた。

 

暴走族を率いる主人公「金田」と、そんな金田に憧れをもの友人「鉄雄」。

鉄雄」はある日道路にいた「奇妙な子供」とバイク事故を起こしてしまうのだが、実はその「奇妙な子供」はある研究機関から逃げ出してきた「超能力者」だった。

鉄雄」はその「超能力者を持つ奇妙な子供」と接触したことで超能力に目覚め、その超能力を使って鉄雄は暴れ始める。

 

そんな「鉄雄」を食い止めるため「金田」は「鉄雄」を戦うことを決意する。

こうして物語が始まっていく…

 

絵について

出典 AKIRA

 

正確なパース、構図のセンスなど、背景に関する描写はどれも完成度が高く、絵を描いたことある人には衝撃を受けること間違いなしです。

そしてそれらの背景が崩れていく描写は圧巻です。

 

兵器や武器なども実際に存在していると思ってしまうくらいにリアリティのあるデザインと作画でこれもまた魅力的なポイントです。

漫画のテンポがよく、アニメのように流れる動きを感じるさせるコマが多いです 。

 

総合的な感想

絵の上手さや世界観の凄さや兵器などのデザインなど、SF漫画としてはこれ以上にないくらい完成されている漫画だと思いました。

 

特に注目なのは、ビルや建物が崩壊していくシーンです「このページに一体どれほどの時間を費やしたのか?」と思いまさに開いた口が塞がらない状態になります。

 

SF漫画になるので小難しい話にはなりますが、好きな人はとことん好きになれる作品だと思います。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

今回は、「風の谷のナウシカ」「とんがり帽子のアトリエ」「乙嫁語り」「AKIRA」を紹介しました。

どの漫画も描き込みが凄く魅力的な作品です。

普段絵を描かれている人は、これらの漫画から絵の描き方を学んでみてはいかがでしょうか。

 

最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございました。