「模写ができない!」初心者でもできるトレス練習で画力を向上させる

「『模写しろっ』て言われたけど模写すら出来ないんですけど…」

「画力レベル0の俺には模写は無理だ…」

 

そんな悩みを解決する方法があります、それは”トレス練習”です。

 

今回は、模写ができるようになるためにのトレス練習のやり方について話していきます。

 

そもそもトレスとは

トレース、トレスtrace)とは図面などにおける複写行為を指す。一般には機械工学などの製図作業において、既に製作された図面(元図)を写し取る際に使用される。

絵画の分野に置いて資料の上に別の紙を置いて透かし、それをなぞって写し取る行為をトレースと呼ぶ事もある。絵画分野において技術向上の為に行われる模写(reproduce)とは基本的に異なり、概念としては印刷などによる転写(copy)に近い。

Wikipedia トレス

Wikipediaではこのように書かれています。

 

簡単に説明すると、誰かの絵をなぞって写すことです

 

トレス練習のやり方

トレスのやり方は簡単です。

上記で説明してある通り、お手本の絵をなぞるだけの練習です。

 

その際に、アナログならトレース台かトレーシングペーパーを使います。

 

デジタルなら、不透明度を下げた絵の上に新規レイヤーを作ってトレスします。

 

1、画像(資料)を用意する

 

2、画像を透かしてなぞって写し取る

これがトレス練習のやり方です。

 

トレス練習のポイント

rawpixel / Pixabay

トレス練習を何も考えずに闇雲にやっていても絵は上手くなりません。

今回のトレス練習の目的は、模写ができるようになることです。

 

そこで、模写ができるようになるためトレス練習のポイントを説明していきます。

 

ポイント1:形を覚えることを目指す

トレスの目的の一つが、物の形を覚えることです。

 

漫画やイラストの絵にはお決まりの表現があります。

例えば”目や口や鼻の描き方”、”輪郭の描き方”などには一定の描き方のパターンがあります。

 

その描き方のパターンを覚える練習でもあるので、「目ってこういう形なんだ」「輪郭はこうやって線を引くのか」と一つ一つ覚えるようにして描きましょう。

 

ポイント2:線の引き方を学ぶ

Marty-arts / Pixabay

トレスの目的の二つ目が、線の引き方を学ぶことです。

「形を覚えるのと何が違うの?」と疑問に思われるかもしれませんが、形と線では少し違います。

 

初心者の人がいきなり線を引こうとすると、よろよろと曲がった線になったり、カクカクしたり、線に強弱がなかったりと、迷いながら線を描くので勢いのない下手な線になってしまいます。

 

そこで、上手い絵をトレスすることで、綺麗な勢いのある線を描く感覚を身につけます。

「太く描く線」「細く描く線」「はらう線」「止める線」いろんな線のパターンがあるはずです。

それらの線をトレスすることで、線の引き方を学びます。

 

ポイント3:高い精度で描く

少しのズレもなく完璧になぞるつもりで描きましょう。

ただでさえ、トレス練習は絵の練習として効果が低いので、少しでも多くの経験値を得るために出来るだけ丁寧に描き写すことを目指しましょう。

 

※ただここで注意点が1つあります。

完璧になぞることだけを目的にしないでください、トレス練習はなぞる練習をしているのではなく、「形を覚えたり」「線の引き方を学ぶ」練習なので必死に線だけ追っていっても成長には繋がりません。

 

トレス練習のメリット・デメリット

rawpixel / Pixabay

メリット1:練習時間が短い

デッサンや模写と比べると圧倒的に練習にかかる時間が少ないので、隙間時間にさらっとできる練習です。

時間がかからない分、ストレスをあまり感じないで練習ができます。

 

メリット2:絵が苦手な人でもできる

なぞるだけの練習なので、基本的には子供でもできる簡単な練習です。

 

デメリット1:練習の効果が低い

なぞるだけの練習になってしまうので、どれだけ頑張って練習をしても限界があります。

トレス練習で習得できる能力はかなり少ないので、トレス練習だけで絵は上手くなりません。

 

ですので、慣れてきたら模写やデッサンといった難しい練習に切り替える必要があります。

 

トレス練習の注意点

geralt / Pixabay

トレス練習をすること自体は何の問題もないんですが、トレスした絵をネットにアップしたりすると著作権の問題が発生する可能性があるので注意しましょう。

不用意にネットにアップするとトレパク行為として炎上するおそれありますので、あくまで練習の範囲にとどめておきましょう。

 

トレス練習はデジタルの方がやりやすい

jamesosborne_ / Pixabay

もしトレス練習をやってみようと思っている方は、デジタル環境に移行することを視野に入れてみてはいかがでしょうか。

 

アナログでトレス練習する場合、トレース台が必要になります。

このトレース台は意外と高価なので、それならデジタル環境を整えた方が良いかもしれません。

 

私がこの記事で貼り付けだ画像は全てデジタルで描かれています。

 

デジタルイラスト に興味がある方はこちらの記事がおすすめです。

「5分で分かる!」デジタルイラスト を描くために必要な道具の選び方を紹介

初心者でもできるトレス練習まとめ

いかがでしたか?

 

トレス練習を何十回か真剣にやれば、漫画やイラストのおきまりの表現や綺麗な線の引き方がわかるようになるので、以前より模写が上手く描けるはずです。

 

最後までこの記事を読んでいただいてありがとうございました。